読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ケンヂのきもち

まずは自分を知らなきゃね~

ケンヂの物語   少年時代 後編 初稿(後編7)完

(後編7) (つづき) 新しい引越し先は埋立地に新しく出来た町で、まだ家がまばらにしか建っていなかった。ケンヂの家から学校まで50m位しか離れていなかった。転校先の学校も4年前に出来たばかりのまだ新しい学校だった。クラスは6組までしかなく全校…

ケンヂの物語   少年時代 後編 初稿(後編6)

(後編6) (つづき) イジメはなくなったがケンヂはしばらく一人ぼっちだった。みんな腫れ物に触れるような感じでしかケンヂに接しなかった。 休憩時間はぼんやり窓から外を眺めてすごし、昼休憩は屋上で本を読んで過ごした。放課後はカラテを教えてもらう…

ケンヂの物語   少年時代 後編 ★加筆修正(後編5)

(後編5)(つづき) 2年生になりケンヂとMさんは別々のクラスになった。 Mさんと会えるかもしれないと言う単純な理由でケンヂはまた慰霊執行委員に入った。 慰霊執行委員は受験のない1,2年で構成されている。 ケンヂは慰霊執行委員の副委員長になった。小…

ケンヂの物語   少年時代 後編 初稿(後編4)

(後編4) (つづき) 扉を開けクラスに入ると数人の女子がすでに登校してきていた。その中にMさんもいた。 Mさんは「おはよう」と言いにこにこしながらケンヂに近づいて来る。 ケンヂは「おはよう」と言い下を向いた。Mさんの顔を見ることができなかった。…

ケンヂの物語  少年時代 後編 初稿 (後編3)

(後編3) (つづき) その日、ケンヂは交換日記を前にして書き倦んでいた。 Mさんのことをどう書けばいいのか・・・ 別に正直にあったことをこと書く必要もないのだが、Mさんのことを書かずにSさんと今のまま交換日記をするわけにもいかないし、Mさんと交…

ケンヂの物語  少年時代 後編 初稿 ( 後編2)

(後編2) ケンヂがは卓球部をやめた後、テニス部(ソフトテニス部)に 入部した。 ケンヂと同じ時にやめた他の5人も全員テニス部に入部した。 小さな卓球台を大きなコートに替えたのだ。 途中入部のケンヂ達は歓迎された。古い練習用のラケットを貰い、素振…

ケンヂの物語  少年時代 後編 初稿 ( 後編1)

(後編1) 穏やかで柔らかい日差しの中 桜の花びらがゆっくりと風に舞い 着慣れぬ学生服をまとい緊張の趣きの初々しい新入生達を歓迎した。 ケンヂは、迷信から子供をもうけるのを避けた1966年『ひのえうま』の翌年、1967年生まれ。 出生数200万人を越す第…

少年時代 6

(つづき) 11月の文化祭が終わると、次第に寒さは増し 小学生最高学年には受験の季節がやってくる。 国立付属中学の偏差値は70だった。 合格ラインの40位以内にケンヂは入った事がなかった。 ケンヂの最高順位は42位。 受験が近づくにつれがんばった人た…

少年時代 5

(つづき) ケンヂが小学3年生になるまで専業主婦でいつも家にいた母も 父の始めた会社で事務経理をするようになった。小学4年生の時からケンヂはカギッ子になっていた。 兄は中学生になっていて、部活で遅くなる事が多く、ケンヂが家に一人でいる時間は多…

少年時代 4

(つづき) 神社の下の広場は真っ暗で、当然だが人気が無かった。目を凝らしてオッカンを探し広場の隅や木の陰を覗いたが、人の気配は感じられなかった。懐中電灯で照らし、隅々まで探した。 「オッカン起きれなかったのかなぁ・・・」 急に一人で暗闇の中に…

少年時代 3

(つづき) オッカンは最初、学校の帰りに通る道順がケンヂ達とは違っていたので、家が近い事を知らなかった。入学後数ヶ月が経ち、家が近いことがわかり、一緒に帰りだして仲良くなった。 背が前から2番目と小さかったが、明るく活発でグイグイ人を引っ張…

少年時代 2

(つづき) 貧乏だったが、長男の教育には父母も力を入れていた。兄は小学校に入った年からピアノを習い、3年生からは習字とそろばんを習い始めた。どれも能力を発揮し特にそろばんは6年で段を持っていた。ケンヂもそろばんだけ小学3年生のとき1年だけならい…

ケンヂの物語     序~少年時代 1

序 最後の時期が近づいてるのがはっきりとわかる”瞬間”ってあるよね? たとえば、学校の卒業時期・・・いままで同じ場所で勉強したり遊んだりしていた仲間と別れ別れになる前の時期 別れ別れになることは当然わかっている事実だけど それはまだ現実味の無い…

カテゴリー:ケンヂの物語(はじめに)

これはケンヂの物語です 50歳目前の歳になり どうやって今の自分が作られてきたのか 何を大切に思い考えてたのか どんな経験をしてきたのか 何が本当に大切な事なのか もう一度過去を振り返ってみようと思います。 「過去を振り返るものは人生の敗北者」とい…